長期優良住宅。 重量木骨の家で建てる 床下暖房の家−17

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    完 成

    外構工事が終わり、いよいよお引き渡しです。

    初めて弊社にお問い合わせをいただいてから、

    本当に色々なお話をさせていただきました。

    お引き渡しで一つの区切りとなるのですが、

    これからが長いお付き合いの始まりでもあります。

    アフターサービスを通して末永くよろしくお願いします。












    長期優良住宅。 重量木骨の家で建てる 床下暖房の家−16

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      外部工事

      防水工事がすむと外壁の仕上げへと進みます。
      この家は正面側は窯業系サイディングの無塗装板にジョリパット仕上げです。

      この写真は、台風が近づいてきたので、外部のシートを巻き寄せているところです。

      s-DSCN3568.jpg

      シートを貼ったままだと、雨でシートのメッシュがつまり、風でシートがあおられ危険だからです。
      たまにニュースで足場が倒れて事故になったという報道がありますが、
      主な原因は、シートが貼ったままだったり、足場を固定する金物が十分でなかったりするためです。

      台風が近づいてくると、ほとんどの工事現場でシートをまくっているのはそのせいです。
      隣の家と近接している場所でも、風が舞いますので、十分な注意が必要です。

      台風が通過するとまたシートをもとの状態へ戻し、工事を続けます。

      次の写真は、外部の木部をキシラデコールという屋外の木部を保護する塗料で塗装し、
      ジョリパットで仕上げをし、足場をはずしたあとのものです。

      s-DSCN3631.jpg

      ここまで進むと、本体工事は終了に近く、外構工事へと進んでいきます。

      ちなみに内部はこんな状態です。

      s-DSCN3635.jpg





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      長期優良住宅。 重量木骨の家で建てる 床下暖房の家−15

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        内部工事

        外部の透湿防水シートの施工が終わると、雨水の浸入の心配がなくなるので、内部の工事に取りかかります。
        断熱材、内装仕上げの下地材を施工していきます。

        s-DSCN3567.jpg

        s-DSCN3626.jpg

        s-DSCN3636.jpg

        上の写真は、和室の工事の進行状況です。

        お仏壇の安置場所や方法、仏具類の収納方法、掛け軸や花器の収納等々
        を考慮して決定しました。

        「床下暖房の家」もいよいよ完成に近づいてきました。




        余談になりますが・・・

        建築材に限った話ではなく、どんなものにも長所・欠点があります。
        最近は特に、色々な方法がありますので、よく吟味しないといけません。
        バランスを重視した物や一点の性能に特化したものなど、急激に商品数が増えてきています。
        性能・耐久性ではほぼ完璧という商品もあるのですが、価格が高すぎて現実的ではないとか、一般的に普及しているもので廉価な商品でも、他の商品と組み合わせることによってデメリットが克服されるとか、その使用目的によって考えていきます。
        残念ながら、メーカーの説明では良いことは書いてあるのですが、そうでないことは説明されていないことが多いのが実情です。
        そこで、弊社では長年の経験とノウハウを生かし、それぞれの商品のメリット・デメリットをお施主様に中立な立場で説明・アドバイスし、決定していくという形にこだわっています。

        断熱材の種類や、外・内断熱の施工方法、気密性能などは、最近注目されていますが、これが完璧ですというものはありえません。この地域・敷地条件・建物配置・光のあたり具合・施主様の家族構成・生活リズム・予算・・・これらの条件を総合的に判断してはじめて結論をだせるのです。
        ある会社は外断熱が完璧ですとか、気密性能を追求しましたとか、言ってますが、正確にはこれこれこういう条件のもとならベストですというのが正しいのであって、さも全てが良いという印象を与えるやりかたには違和感を覚えてしまいます。




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        長期優良住宅。 重量木骨の家で建てる 床下暖房の家−14

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          JUGEMテーマ:建築
           
          防水工事−2

          この家の外壁は正面部分は窯業系無塗装サイディングにジョリパット仕上げ、三方は窯業系サイディング塗装品を使用します。

          前回説明した通気胴縁にサイディングを貼っていきます。
          サイディングのつなぎ目(ジョイント部)はコーキングをするのですが、コーキングは数年すると劣化する製品なので、水が回っても良いようにハット型ジョイナーという部材を取付ます。
          ハット型ジョイナーには、他にも外部からの火や熱の浸入を防いだり、コーキングのバックアップ材を兼ねる等の役割もあります。
          当然ハット型ジョイナーのあるヶ所でサイディングをジョイントしていきます。




          ベランダの防水は、
          FRPか防水シートが多く使用されますが、仕上げや材料には結構種類があります。
          建物の構造、防水面積、仕上げ方法、耐用年数、予算等々を考慮してどの方法を採用するかを決めます。
          今回はFRP防水を採用しました。


          s-DSCN3542.jpg

          s-DSCN3496.jpg

          分かりにくいかも知れませんが、
          左側の排水溝の上に小さい穴があいているのがわかるでしょうか。
          これは万一排水溝の排水ドレンが詰まったりして(よくあるのは枯葉やゴミによる)排水出来なくなり、
          雨水がたまった時、この穴から流れるようにつくってあるのです。
          排水の予備という役割です。

          建物は上棟が終わると、このような外部の雨仕舞を先に仕上げて行きます。
          雨漏りがしそうなところは、だいたい予想がつきますので、その部分の施工にさしかかった時には、現場監督は特に注意し、現場管理を行います。
          こういった点に経験とノウハウが生かされて来ます。




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            防水工事

            屋根工事を進めている間に併行して、外部の雨仕舞をおこなって行きます。
            まずアルミサッシを取付け、外壁下地用の透湿防水シートを貼ります。
            サッシの廻りには防水テープで透湿防水シートを密着させます。
            この部分は雨水の浸入の可能性が高い部分ですので、
            特に念入りに施工することが重要となります。

            s-DSCN3433.jpg

            シートの巾は1mで重ねて貼ることになりますが、
            重ねしろも規定にのっとり丁寧に施工します。

            s-DSCN3435.jpg


            この透湿防水シート(写真の白いシート)とは、
            無数に存在する繊維の隙間から湿気が抜けていくため、結露を防ぎ、
            木材や断熱材を乾燥状態に保つ素材です。
            当然ですがこの極細繊維は、湿気は通しても水を通しません。
            長期にわたり、外部からの雨水の浸入を防ぎます。


            シートの上に材木(通気胴縁)が打ち付けてあるのは、
            この上にサイディングを貼った時に、
            通気層として空隙をとるためです。
            壁体内から放出された湿気はこの通気層を通り上部へ抜け、
            屋根裏でつくった空気層を流れ、屋根の頂上部に設けた
            通気口から外部へ放出されるようになっています。
            この方法は通気層構法と呼ばれています。




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            長期優良住宅。 重量木骨の家で建てる 床下暖房の家−12

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              屋根工事

              耐力壁・床の工事と併行して、屋根工事も進めていきます。
              屋根を早い段階で進めるのは、雨が降ってもいいようにするためです。

              今の木造の構造材は乾燥材を使っているので、少々雨に降られても表面が濡れるだけで、
              内部まで吸水することはありません。表面はすぐに乾燥しますので、問題はないのです。
              そうは言ってもやはり上棟した骨組みが雨に濡れるのは気分のいいものではありません。
              ですので、上棟したらすぐに屋根仕舞をします。

              s-DSCN3388.jpg

              s-DSCN3385.jpg

              s-DSCN3397.jpg

              屋根用の野地板を貼り、その上へ防水シートを貼った写真です。


              次の写真は、屋根の最上部の棟から空気を逃がすために、
              野地板の下に通気層を設けた写真です。

              s-DSCN3417.jpg

              この下に屋根断熱材を施工します。




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                耐力壁工事

                建て方が終わると、地震や台風の時に建物が耐えられるように、
                耐力壁等で建物を絡めていきます。
                重量木骨の家は金物自体でも耐力があるので、
                在来軸組工法より耐力壁を減らすことが可能です。

                重量木骨の家SE構法を勉強されておられる方はご存知だと思いますが、
                建築基準法では木造2階建ての建物は、ごく一部の大型建物を除いて
                構造計算を必要とされません。
                壁量計算という簡易な計算で良いとされています。
                重量木骨の家では、その簡易な方法ではなく、
                鉄筋コンクリート造や重量鉄骨造(ハウスメーカーの軽量鉄骨造ではありません)
                と同じように、全棟構造計算を行っています
                なぜそうしているかは、後日「重量木骨の家の生い立ち」で
                説明して行こうと思っています。

                話は床下暖房の家に戻りますが、
                構造計算に基づいて構造設計された重量木骨の家は、
                耐力壁や床板の位置や釘の種類・ピッチも全て決められています。

                s-DSCN3374.jpg

                s-DSCN3381.jpg

                s-DSCN3377.jpg

                s-DSCN3389.jpg

                これらの写真は、
                このブログの為に撮影しているのではなく、
                お引き渡しの時に、
                お施主様に、工事中写真としてお渡しするために撮影したものを使っています。

                また、耐力壁や床だけでなく、柱の柱脚金物も構造計画通りに施工していきます。

                s-DSCN3384.jpg

                耐力上必要な構造部の工事と併行して、屋根工事も進めていきます。




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                長期優良住宅。 重量木骨の家で建てる 床下暖房の家−10

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                  建て方

                  いよいよ建て方へと工事は進行します。

                  土台据付や建て方、屋根工事の期間あたりは、
                  天気予報とにらめっこをしながら工事予定を決めていきます。

                  まず、1階の柱を立てます。
                  s-DSCN3334.jpg

                  次に2階の梁をのせるので、
                  レッカー車がつり上げ易いように準備をします。
                  この段階でSE金物を取り付けておきます。
                  s-DSCN3333.jpg

                  2階のはりをつり上げているところ。
                  s-DSCN3336.jpg

                  SE構法の接合部の金物がよくみえています。

                  2階の床梁を組み終えると2階の床下地合板を施工します。
                  床下地合板をこの段階で施工するのは、
                  次の作業性をよくするためと、転落等の事項防止のためです。
                  次に2階の柱を立て、屋根梁を組んでいきます。
                  s-DSCN3339.jpg

                  屋根組、棟木がおさまると上棟。
                  s-DSCN3342.jpg

                  土台敷きから上棟まで通常の住宅だと2〜3日で終わります。

                  現場の状況は、基礎だけだったのが一気に家の形がわかるようになるので、
                  劇的に進捗したように感じます。


                  上棟が済むと、次は耐力壁工事・屋根工事へと進みます。




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                  長期優良住宅。 重量木骨の家で建てる 床下暖房の家−9

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                    基礎断熱・土台据付


                    床下暖房の蓄熱は基礎と床下で行いますので、
                    床下から外部へ熱が逃げないように気をつけます。
                    そのために基礎と土台の間に気密パッキンをはさみこみます。

                    s-DSCN3310.jpg

                    まず基礎の天端の上へ気密パッキンを敷きます。

                    s-DSCN3313.jpg

                    その上へ土台を敷いていきます。

                    s-DSCN3316.jpg

                    土台据付が終わると、床下の熱が基礎を通して外部へ逃げないように、
                    外部に面する基礎の内側へ断熱材を貼っていきます。

                    s-DSCN3330.jpg

                    s-DSCN3319.jpg

                    写真の中に黒いT字型の金物が写っていますが、
                    これは、SE構法の強度を裏付ける金物です。

                    s-DSCN3324.jpg

                    s-DSCN3325.jpg

                    主要な柱の所は、土台の上に金物をのせるのではなく、
                    基礎に直接緊結し、引き抜き力を大幅に強くします。

                    この基礎と柱の緊結方法が、在来軸組工法との大きな違いの一つです。


                    工事は建て方へと進んで行きます。




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                      床下暖房システムの図解説明


                      以前床下暖房の説明をしましたが、今回は図を用いてもう少しわかりやすく説明してみようと思います。


                      1.深夜電力を利用してスラブヒーターを発熱させます。

                      heater_01 深夜電力を利用してスラブヒーターを発熱させます。.gif



                      2.発熱したスラブヒーターによって、土間コンクリートに蓄熱されます。

                      heater_02 発熱したスラブヒーターによって、土間コンクリートに蓄熱されます。.gif



                      3.蓄熱された土間コンクリートからの輻射熱が1階の床面を暖めます。同時に床下空間の空気層も暖められます。

                      heater_03 蓄熱された土間コンクリートからの輻射熱が1階の床面を暖めます。同時に床下空間の空気層も暖められます。.gif



                      4.暖められた1階床面からの輻射熱で1階の室内を暖めます。また、暖められた床下空間の空気(温風)がガラリを通して1階の室内に自然対流します。この輻射熱+自然対流熱で1階の全室内を暖房します。

                      heater_04 暖められた1階床面からの輻射熱で1階の室内を暖めます。また、暖められた床下空間の空気(温風)がガラリを通して1階の室内に自然対流します。この輻射熱+自然対流熱で1階の全室内を暖房します。.gif



                      5.1階が温められると2次的な輻射熱+自然対流熱で2階も暖房します(地域によっては補助暖房器が必要になります。)

                      heater_05 1階が温められると2次的な輻射熱+自然対流熱で2階も暖房します(地域によっては補助暖房器が必要になります。).gif



                      いかがでしたか?
                      少しはわかりやすかったでしょうか。

                      なぜ2回も説明したかと言うと、
                      基礎の内部で蓄熱するので、基礎部分の気密性が必要だということをご理解いただきたかったのです。


                      では、次回は土台の据付へと進みます。



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